みんなでつくるデザインミュージアム

デザインミュージアムを作るなら、どんなものがいいだろう?
そんな思いから「デザインミュージアムジャパン」プロジェクトではこれまでの展覧会で参加型のワークショップを開催してきました。このページでは、ワークショップで集められた「あなたにとってデザインとは?」「残したい!日本のデザインは?」という問いに対するみなさんの答えを公開します。多様なデザインに対する考えや捉え方を共有することで「デザインミュージアム」の可能性がさらに広がることを期待して。

装飾背景
  • あなたにとってデザインとは?

    みんなの声

    みんなでつくるデザインミュージアム

    「デザイン」という言葉が広い意味で使われるようになり、「デザイン」は身近な存在になってきました。一方で、いざ「あなたとってデザインとは?」と問われると多くの人は返答に困ってしまうのではないでしょうか。
    2022年に国立新美術館で開催した展覧会では、「あなたにとってデザインとは?」という問いを参加クリエーターだけでなく来場者のみなさんに投げかけ、それぞれの答えを会場で共有しました。
    このページではその一部を紹介しています。様々な答えに触れることで「デザイン」のアウトラインが少しずつ見えてくるかもしれません。
    協力:Design−DESIGN MUSEUM



    みんなの声

    「デザインミュージアムジャパン」プロジェクトの
    参加クリエーターたちにも聞きました。
    あなたにとってデザインとは?

    • 西沢 立衛
      西沢 立衛
      建築家

      デザインは自然現象ではない。人の意図や意思が 形になったものだ。

    • 辻川 幸一郎
      辻川 幸一郎
      映像作家

      デザインは人間の本能で欲望。身の回りにあるものは、すべてデザインされている。その中から、何かを選びとる事もまたデザインである。人は赤ん坊の時から、色や形を選ばずにはいられない。

    • 水口 哲也
      水口 哲也
      エクスペリエンスアーキテクト

      未曾有の感動体験を設計すること。

    • 乾 久美子
      乾 久美子
      建築家

      デザインとは、工夫の積み重ね。人が人と共に生きていくための工夫。

    • 田川 欣哉
      田川 欣哉
      デザインエンジニア

      「ものごとがうまくいっている状態」をつくること。

    • 廣川 玉枝
      廣川 玉枝
      服飾デザイナー

      この世界に存在する自然物以外は、すべてデザインされた人造物である。デザインとは、私たちの暮らしの中で必要不可欠なもの。目に見えないものを想像する力と、それを創造する力が働く。人が何か物事をつくるとき、良くしたいと思う前向きな力が、デザインである。

    • 柴田 文江
      柴田 文江
      プロダクトデザイナー

      人が人らしくあるための知恵。新しい技術や手わざ、昔からのものづくりなどを、日々変化する人の暮らしとつなぐこと。

    • 須藤 玲子
      須藤 玲子
      テキスタイルデザイナー

      使う人にチカラを与えるもの。

    • 森永 邦彦
      森永 邦彦
      ファッションデザイナー

      デザインは日常を変える行為、ファッションは日常を変えられる装置。身近にあるファッションが変われば、人々の価値観を大きく変えることができるかもしれない。

    • 田根 剛
      田根 剛
      建築家

      ひとつの創発から多くの未来が生まれること。

    • 原 研哉
      原 研哉
      グラフィックデザイナー

      デザインとは、本質を見極めて可視化する営み。

    • 三澤 遥
      三澤 遥
      デザイナー

      デザインをする上で大切にしているのは、なんてことないことに目を向けること。どんなものにも魅力はあって、それをみんなが見過ごしてそうであればあるほど 拾い上げたくなる。

    • 皆川 明
      皆川 明
      デザイナー

      暮らす人とつくる人を幸せにするスイッチ。

  • 残したい!日本のデザイン

    残したい!日本のデザイン

    2021年の「DESIGN MUSEUM BOX展」以来、日本各地の「デザインの宝物」を来場者のみなさんに地図上にピンナップする形で推薦していただく取り組みを続けています。これまでに集まった「デザインの宝物」は1200点以上。いつも予想を超える数の推薦があり、嬉しくなります。「デザイン」を巡る旅の参考としてだけでなく、自分の故郷や住むところをもっと深く知るきっかけになるかもしれません。
    協力:Design−DESIGN MUSEUM

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